34週目 25m泳げない・カカオブラウニー・明治神宮野外彫刻展・鬼滅の刃・ジョイフルメドレー
10月26日
仕事終わり、高校生ぶりくらいにプールでちゃんと泳ぎました。
運動不足解消とダイエットへの道を探し続ける毎日、家チャリも最近やってない…
運動のスイッチを入れるためにもいつもとは違うことをしたい!と思い、とりあえず水着を買ってみて、家から少し離れた所にある市民プールへ行きました。
久しぶりのプール、さらにコロナ禍で様式も少し変わっていたりで緊張しました。
更衣室で「あ、水着ネットで注文して届いてから試着してない…」と気づいて焦りましたが、ちゃんと入りました。よかった。
プールサイドで軽く運動して、いざ入水。
いきなり足を滑らせてプールの淵にすねを強打し、あまりの痛みに「もう帰るぅ」と泣きそうになりましたが、水の冷たさで痛みをごまかしてなんとかモチベーションを保ちました。
この強打した部分が3週間以上たった今も触ると少し痛いんですが大丈夫かなという話は置いておいて。
いきなり泳ぎ出すのはとても怖かったので、ウォーキングコースで体をならすことに。
深めなところなので、164cmある私でも少しぴょんぴょんと飛びながらのウォーキング。正しいのか分からないままプールを往復し、いよいよ泳いでみることにしました。
プールに体を入れることも、潜ることも、泳ぐこともすごく久しぶり。
壁を蹴って進んでみた後に、クロールで泳ぎ始め、息継ぎをしようと顔をあげたときの光景は「水中」でした。びっくりした私は思いっきり水が鼻と口に入って、ゲホゲホ言いながら泳ぐのをやめて呼吸を整えました。
元々そんなに泳ぎが得意ではなくて、平泳ぎも中学から高校までの6年間は先生に「なんか違うんだよねえ」と言われ続けていました。クロールも一応50mは続けて泳げていましたが、形が綺麗かというとそうではないし、終盤は2掻きに1度は息継ぎをしなければ続かない状態でした。正直、水泳の授業はかなり嫌いで、確かプールがあった最後の年の高2の1年間は何かと理由をつけてサボっていました。
泳いでみて、自分の泳ぎを俯瞰で見たり、誰かに見てもらったわけではないのに分かる、わかってしまう、自分の泳ぎの不格好さ、滑稽さ、醜さ…
もうこんなに泳げないのにここにいていいのだろうかと自分の心が小さく小さくなっていき、本当に帰ろうかな、苦しいし怖い…とおもっていたところに一人のおじさんが目に入りました。
おじさんは青いビート板を抱え、一生懸命ばた足で何度もプールを往復していました。
おじさんは泳げるようになりたいのか、それとも泳げなくてもいいけど健康のためにプールに来ているのか、泳げなくてもいいけど水の中が好きなのか、いろいろな理由が想像できるけど自分のペースでコツコツと泳ぎ続けているんだなあと、勝手に勇気をもらいました。
その後、私も頑張ろうとおもってなんとか泳ぎ続け、25mは泳げるまでに復活しました。
おじさんは途中からビート板を持たず、クロールで何度か立ち止まりながらも泳ぎ続けていました。
泳いでいる時間は時間が止まっているようなもので、息がだんだん苦しくなってくるけど息継ぎをすれば多少は苦しくなくり、だけどいざ泳ぐのをやめて水から顔をあげてみると、おもった以上に自分が息切れしていることに気づくんです。
だんだん体も重くなってきて、寒くなってきて、しんどくなってきて、最後の休憩の前に上がることにしました。
上がった後も「あれを用意すればよかった」「手際が悪すぎる!」と困ったことが多かったけど、やっぱり適度な運動後ということもあってかさっぱりした気持ちでした。
帰りの電車は少し混んでいることがわかっていたので乗る気になれず。
少し歩いたらレンタルの電動自転車があったので、ピューっと乗って帰りました。
水の中で過ごして、帰りに風を浴びながら帰るのが妙に気持ち良くて、癖になりそうです。
10月27日
薬局で見かけてなんとなく買ってみた「BALANCE POWER BIG」のカカオブラウニーが美味しすぎてびっくりしました。
おそらく、カロリーメイト的なやつですよねこの商品は。
急いでいて朝ご飯食べられない時とかにいいなとは思うんですけど、普通におやつとして食べちゃいそうで怖いです。すごく美味しいんです。
一緒に買ってみた果実たっぷりの方はちょっと甘さが強すぎました。美味しかったけど。
北海道バターは「こんな味だよね!」って感じです。すごく美味しいバクバクって感じじゃないかな。
ブラックカカオはあんまり甘くなかったので、甘いものが苦手な人にお勧めです。
いくつか気になる味をまとめて買って、家に置いてます。
すぐ、どこにしまったか忘れてしまうのでしばらく自分の頭に植えつけるためにもこんな感じにしていました。
もう覚えたので剥がしました。
10月28日
注文していたグローバルワークのニットが届きました。
グローバルワークの「メルティーニットシリーズ」が好きで、今年も買いました。
去年は買ってから2回しか着ていないのに風で飛ばされ隣の家の敷地に落ちてしまい、隣の家との生活リズムが合わないのか何度訪問しても会うことができなくて、雨風にさらされどんどん汚れていくニットをベランダに出るたびに心を痛めながら見ていました。
しばらくしてお隣さんが「気づかなくてごめんなさいね」と持ってきてくれた頃には色も変わって洗っても着れないなという状態だったので申し訳ないと思いながら捨ててしまいました。今思えば、手紙でも入れておけばよかった、そしてらもっと早く救い出せたな〜
去年はグレージュだったけど、今年はオフホワイトを買ってみました。
手触りが気持ち良くて、やっぱり着ていて上品なのに心地良くて好きです。
今年は絶対に風で飛ばされないようにしたい。
職場のおじいさんのダイエット方が「週に2回ほど昼食をプロテインバーと炒り豆だけにする」という意外すぎるハードさで1日中思い出してはニヤニヤしていました。
10月29日
ずっといきたかった明治神宮へ行ってきました。
暑いなと感じるほどの晴天、彫刻を見たかったのですごく嬉しいです。
「神宮の杜芸術祝祭」の一環で開催されている「神宮の杜 野外彫刻展 天空海闊」を目的に明治神宮をぐるりと歩きました。
明治神宮のことも、彫刻展に出展されている作品や作家さんのことも全然詳しくないんですが、何かで見かけた松山智一さんの「Wheels of Fortune」を実際に見てみたいと強く思っていくことを決めました。
「Wheels of Fortune」は明治神宮の原宿口から入って南山道を歩くと1番手に見ることができました。
そして少し歩くと、名和晃平さんの「White Deer(Meiji Jingu)」。
今度入ってみたいな。
奥まで歩いて船井美佐さんの「Paradise/Boundary-SINME-」。
最後に三沢厚彦さんの「Animal 2012−01B」。
どの作品も「杜の中にひっそりと置かれた芸術作品は杜の木々と対峙し、呼応します。」と野外彫刻展の概要にあるように、作品が自然の一部のような、または自分がシダの葉になって自然の一部となり作品を見上げているような、そんな自然への溶け込み方をしているのが新鮮でした。
11月3日まで限定で、明治神宮の門に名和晃平さんの作品「鳳凰(Ho/Oh)」が展示されていて、もうとてもとても美しくて繊細だった。あることを知らずに行ったけど、意外と展示期間の終了までが近かったんだなと今驚いています。偶然でも見られてよかった。
この作品は仏師に木彫りで作らせ、漆を塗って、その上に金箔を貼ってるらしい。もう工程を聞くだけで厳か…って思う…
手を洗う場所、コロナ対策なのか竹に穴開けて水が出てくるようになっていました。
大きなコブの木、この木のために道が折れてる。
作品を一通り観終わり、明治神宮の自然を楽しんだ後、
私が知っている頃とはガラリと変わった原宿駅前を少し覗いてみました。
噂には聞いていたIKEAがそこにあって、吸い込まれるように入ってみました。
明るい店内に所狭しと雑貨や家具が置いてあって、2回にはちゃんと飲食できるコーナーもありました。
どうしても喉が乾いていた私はエルダーフラワーシロップを使ったのみもが久しぶりに飲みたくて1杯注文、ついでに気になった新商品の「プラントボール」も注文してみました。
IKEAが「サステナブルなフードを通じてビジネスを実現する」という目標を元に、人気商品「ミートボール」を「植物由来の原料のみを使用」して見た目も味もお肉そっくりに作ったメニューらしいです。
どちらもとっても美味しかった!
ふと立ち寄ってしまいそうな誘惑がまた一つ増えました。
今度渋谷にもできますが、渋谷なんてよりいきやすいところにできてしまったら私は…私は…
早めに帰って、母とお寿司を食べに行ったり、夜中にバチェロレッテの最終回をリアタイ。
なんだか充実していて、なかなかな休日を過ごせたんではないでしょうか。いい1日でした。
10月30日
仕事終わり、すぐに家に帰って漫画「鬼滅の刃」を読み始めました。
アニメをどうしても見続けることができず、漫画なら…と思い読み始めるとまんまとハマってしまいました。とはいえ登場人物の名前も話の展開も、漫画を閉じた瞬間に全て忘れてしまうんですが、そんな私でも面白かったです。
私は伊之助が好きです。猪の頭とキャラがとても好き。
伊之助が動いているところを見たくて、なんとアニメの視聴も再開しました。
話題になっているもの全てを追うことはなく、むしろ珍しいくらいなんですが、こうして話題のものを知るとみんなが話題にして生活の中で触れる回数も多いためか、外界への解像度の上がり方が桁違いな気がします。
新しい趣味を持つとそれこそ世界への解像度が上がり、これまで知らなかったことが理解できたり、また新しいものに興味が湧いたり、普段の景色が変わってくると思いますが、話題になっているものだとその飛躍が凄まじいです。
うちにこんな繊細な紫陽花の花があったとは。
この季節に咲くんですね、とても綺麗だった。
10月31日
9時45分頃に起きて、寝ぼけたままiPhoneとiPadを用意。
チケットのサイトからCreepy Nutsの武道館公演のページを開いて待機。
9時59分の後半頃から何度もリロードしてその時を待つ…
iPhone(モバイルデータ通信)が思うように進まなかったらiPad(Wi-Fi)の方で進めていこう…という計画は、チケット購入へ進めるボタンが現れた後すぐにいい意味で崩れました。
購入に向けて画面を進めていくうちに違和感を感じるほど全てがスムーズすぎるのです。
今このチケットが販売開始されたことを知っているのは全世界で私だけで、私しかCreepy Nutsのこと知らないんじゃないの…!?と思い、怖くなるほどスムーズに進み、なんと無事に購入完了。
まだ画像多めな通販サイトの方が動き遅いよねってくらいのスピード感でした。
あっさりiPhoneだけで、拍子抜けするくらい簡単にチケットの購入が完了した後は、魂が抜けたように歩きながらリビングにいる母の元へ。
その足取りから「寝坊したんだな」もしくは「チケット取れなかったんだな」と察して「どうだった?」と聞く母に「取れた…びっくりするくらい簡単に…取れてないかもしれない…抽選なのかも…」と譫言のようにボソボソ言った記憶があります。
後でマイページを確認しましたが、ちゃんと取れていました。
今回の公演は11月12日のみの予定でしたが、収容観客数を50%以下にしなければいけないため、公演を1日増やすことによって理論上は「もともと当選していた1万人が全員来られる」という状態に。
もともと当選してチケットを持っていた人たちは一度払い戻しになるわけですが、専用の先行抽選が行われ、ほとんどまたチケットを手にすることができた印象です。
チケットを持っていた人でも、様々な事情があって来られない人がいます。そんな人たちが泣く泣く手放すことになってしまった分をおこぼれとして私はいただいたわけです。
私が彼らにハマった4月頃は、もう最後の最後の(確か)LINEの一般抽選しか残っていなくて、それにちゃんと外れて、まあ観にいけないよねえと普通に諦めていました。
それがこんなことになるなんて。人生どうなるかわかんないな〜と思いながら、なんだかふわふわした余韻に浸っているようなただ眠いだけのような午前中を過ごしました。
ウーバーイーツが驚異の70%引きというハロウィンのクーポンを出していたので、迷わずパウダーチーズチキンを注文。また一人でペロリと平らげてしまいました。
そして眠気に限界がきた夕方に寝てしまい、夜中に起きて、朝5時まで起きていました。
11月1日
15時頃起床。休日の午前中に起きていることがほぼなくなってしまいましたね。昨日は例外です。
日記を書いたりゆったり過ごし、ふとTwitterを見たらトレンドに「紅茶の日」の文字。
「へえ、今日は紅茶の日なんだあ。紅茶の日…11月1日…1日…紅茶…何か忘れてる…紅茶…こう………ジョイフルメドレー!!!!!!」と、勢いで思い出し、ほぼ着の身着のままでスタバまでチャリをかっ飛ばしました。
ジョイフルメドレーとは、スタバが冬限定で発売する紅茶のフレーバーのことで、店頭で注文できるのはもちろん、数量限定で茶葉も発売されるんです。
ジョイフルメドレーにハマったのは確か一昨年くらい、その頃にはもう茶葉は売り切れていました。店頭で何度か飲んで、また飲みたいなあ、飲めるのかなあと言った感じ。
翌年はすっかり存在を忘れていて、気づいた時にはもちろん茶葉も完売、店頭でも何回かは飲めたかな?ちゃんと覚えておけばよかったと後悔したくらい。
そして今年、事前に「11月1日からスタート」と知ることができたのは初めてでした。
なのに、当日の夕方まで忘れてるって…
無事に2箱茶葉を買って、自転車だったしパジャマみたいな格好だったのでドリンクの注文はしませんでしたが、きっとこの冬は今まで以上にスタバに通ってしまうんじゃないかなと、そんな予感がしています。