【日常】パンデミックのさなか私はあなたのコメントを待つ夜
感染すると死んでしまうかもしれない、国がパニックになるようなウイルスのニュースが飛び交う中で、私は好きなYoutuberからのコメントの返事を待っていた。
返ってこないことは百も承知だけど、返します!とボーナスタイムが始まった瞬間から、1分2分と時間が経つごとに期待が膨らんでいくのは仕方のないこと。
自分のコメントへの返信を待ちながら、次はどんなコメントを残そうかと考えながら、随時紡がれていく他のコメントへの返信を眺めているだけで、なんか幸せで涙が出てきた。
結局コメントの返事が来ることはなかったが、素直な人が生み出す言葉が好きだと思ったし、”いままさに、この瞬間に世界に解き放たれた輝き”というものはあって、それがリアルタイムという魔法の毒で、同じ時間を旅する中毒性の犯人の1つだと思った。
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岩盤浴は専用着があって着衣のまま入れるのに、サウナはなぜ裸なんだろう。
着衣で入れるサウナに行ってみたい。水着で入るタイプのお風呂にあるのかな。
もしこの先で恋人ができたら、着衣サウナでともにぐでんぐでんに蒸しあがりながら、限界の中にいる恋人がどんな言葉でどんな話を私にするのかを確かめたい。
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きのこ帝国の「猫とアレルギー」というアルバムをまた聞き始めて、もうここ1か月ほどずっと繰り返している状態です。
好きな曲の好きな歌詞を紹介します。
(収録順)
猫とアレルギー
12月の空気を吸い込んで
くしゃみをひとつ
生まれたばかりの猫たちが
散り散りに去ってゆきます
夏の夜の街
夜に染みついた あの街の明かりを
何年経ってもきっと思い出すだろう
君と夏の夜の街
君と夏の夜の街
また同じ香りに騙され振り向く
何度も
桜が咲く前に
いくつもの可能性は 輝いてるが
この体はひとつだけ
ハッカ
ハッカのせいにしたつもりだけど
きみはわかっていたのでしょう
夢のような日々は終わって
エンドロールの続きを生きなきゃ
たとえ記憶からこぼれ落ちても
この心はあなたに生かされている
曲の雰囲気込みで好きな歌詞とかもあるので、ここにあげたものはまず文章としてすきなものです。あのアルバムのなかで特に好きな曲は「ハッカ」です。
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母「そういえば言いたいことあったんだった」
私「何」
母「洗濯干してて、洗濯ネットあけたら洗濯ネット沢山出てきてびっくりした。」
私「ごめん私だ、ごめん…。」
洗濯ネットに洗濯ネットを詰めて、干す場所から収納場所に戻す時に嵩張らないようにしています。この集合体を「餃子」と呼んでいます。