忘れたくないこと

1週間区切りの日記をあげています。

おまつりとともだち・ここが灰になるとしたら

久しぶりにパイル地の布団カバーに寝転ぶと

すごく心地よくてびっくりした


今年は使う予定なかったのに 綿の布団カバーを洗ったら乾燥が間に合わず

急遽出してもらった


実は虫刺されにかなり悩まされている

しかもずっと蚊だと思ってたけどもしかしたらダニかもしれない

足元と腕だけやられてる


毎年蚊に刺されることがほとんどないことが自慢だったくらいなので

本当にかゆみが辛い
今日は布団から布団カバーや毛布まで 全部干したし全部洗った

これで新しいかゆみが出てきたらダニじゃないってことだし

もはやなんなんだろう 本当に困ってる


*****

 

スペースの関係上いつも布団の上で生活しているし 化粧とかも布団の上でする


今日は布団を干していたのでスツールに腰掛けて 棚の上に化粧品を広げて鏡を乗せて なんちゃって化粧台で化粧をした


すごくいつもより上品なことをしている気分になった

 

*****

 

美容院に1ヶ月半ぶりに行った

久しぶりにここ!という美容院に出会えたので今日で2回目

6月から指名料がなくなったらしい 前回口コミを投稿したから500円割引にしてくれた 定価がカットとシャンプーで2800円なのに そんなにお得で大丈夫?


今日は本当に整えるだけだった

重くなってた毛先周りを軽くしてもらって レイヤーをいれてもらった


帰りに安いアクセサリーをいくつか買って上機嫌だったけど

ユニクロで羽織のシャツが欲しいのに私の上半身がゴツすぎて全く似合わず

すごく落ち込んだ


最近本当に似合う服がなさすぎて何も買えない


わたしが美容院から帰るとおばあちゃんが必ず「本当に切った?どこが変わった?」って言ってくる


毎回「いや、変わったでしょ!」って思うけど今回ばかりは本当にほとんど変わってない
おばあちゃんが後ろから髪を触ってくれたことがくすぐったくてうれしかった


*****

 

ベランダからバジルの香りが流れ込む

いつかバジルの香りを嗅ぐと 心の身動きが取れなかった2019年を思い出すのかな


今の私を可哀想に思える程の自由な姿を手に入れていますように


祈りをすり潰してオイルに浸け

後戻りできないように胃に押し込む あとは迷いが溶かされるのを待つだけ

 

*****


音楽に合わせて一生懸命大きな声を出して

うまいと言われるために歌うことが好きだった私が
今は人前で歌うことが苦手でもともとそんなにだったけどさらに上手く歌えなくなった


一人カラオケも好きだったけど最近はそれすらつまらなくなった

だけどそこに絶望はしてなくて必要なくなっただけだった


いまは部屋の中で流している音楽に乗せて一緒に歌うのが好き


一人で何にも合わせず穏やかに歌いながら作業をすることが好き

歌う、というより気づいたら歌ってしまってるくらいが好き


気分に合わせてだったり 最近好き とかで

頭の中に自然に流れてくる音楽をただ優しい声で歌うことが好き

 

*****

 

あの子がいる気がする

だってこのおまつりといえばあの子だから と思いながら地元のまつりを歩く


うちのお祭りは吹奏楽・バンド・チアリーディング・雅楽・ヒップホップ、さらには阿波踊り・エイサー・サンバとなんでもありな状態
出店は通りの飲食店を中心に祭定番のメニューや自店の名物・流行りのメニューなどを取り入れて しっかり仕事をしながらも 1年に1度の非日常を楽しんでいるようにも見える もちろん怖い人のお店はない


 金魚すくいはお花やさんがやってるし

お化粧品屋さんがヨーヨーすくいをやってたりする


中学生の頃はただ友達と行ける普通のお祭りといった印象だったけど

大人になるにつれて

このお祭りの雰囲気ってきっと特別なんだろうなと思うようになった

なんでもやりすぎて独特だけど 私このお祭りが好き


いつも通りの人をかき分けてやっと車1台が通れる道を

祭を楽しむ人々はもちろん 少し出っ張って店を出してる人もいるなか

阿波踊りやエイサーが列をなしてパフォーマンスしながら練り歩く


ただでさえ狭いのに 人々が柵のようにパフォーマンスを取り囲んで

エイサーのバチなんてあと少しで顔をかすめるんじゃないかというほど近くまでやってくる


どれだけリズム隊がどんぱちしようと

実は少しだけ離れればもうその音が聞こえなかったりするのは

本当に狭いところでやってるからだろうなと思う


その分現場にいると音に近い上に反響がすごすぎる

心臓や腹の底が揺さぶられるようにどんどこどんどこ鳴り響く

 


立ち止まって流れ行く阿波踊りを見ていると

見知った顔に出会う やっぱり来ていると思った あの子だった 嬉しい 


連れていた子は同級生だけどあまり喋ったことがなくて

私を見て

「すごく変わったからほんとに誰かわからなかった!」

と言ってくれた

 

眠る前にあの子から連絡が来て

今日は会えて嬉しかった 子どもたち連れてなくて会えなくて残念だったよね

ってきて

顔見られただけで嬉しかったよ

あと連れてた友達に変わったって言われたこともほんとに嬉しかったんだ

って言ったら


あなたは本当に垢抜けたもんね

このあいだ会った時よりさらに垢抜けてた👍って言ってくれた

 

 喜びを噛み締めて眠る

 

 


*****

 


たとえば君の好きなアイドルが

「君のために生きたい」

と歌っていたアイドルが

「国のために死にたい 」

としか歌わなくなったらどう思うのか 


君が今日行ったカフェが

恋人と手を繋いで歩いた道が  

気持ちよく汗を流したグラウンドが

穏やかに過ごす家が

大切な人がいる故郷が

ただの灰になってしまうことを恐れないのだろうか


死にたくなくて誰も殺したくなくて選挙に行った私と

 「選挙なんて行って偉いね」

って言った君が 普通に会話できてることってなんだか幻みたいだね


*****