PORTRAITを手にしてしまって

注文していたSHINeeテミンのPORTRAITが届きました。

最初の段階で予約をし損ねて、だらだらしていたら友達に「サイン会やると思うんだよね」と聞いて、ちょっと待ってたんです！
そしてサイン会発表！注文！落選！
途中結構はしょりましたが、そんな流れで福家書店でのみ予約していたので、手にするのがちょっと遅くなってしまいました。

♡もぐもぐ♡

昨日の夜眠る前にワクワクしながら、やっぱり発売日から少し時間が経ってるし、何点か公開された写真も見ていたし、と少し軽い気持ちで開いたんですよ。

いやもうね、圧倒されました。
旅先で神秘的な自然の風景を見た時のような、大切な人に宝物を見せてもらえた時のような、そんな繊細で美しい感動を覚えました。

私よく感情の度合いを表すために泣いたとか号泣したとか言いますけど、まあ実際は泣いてないことが多いですよね、コンサートとかは泣いてるけど。

これが今回ね、泣きました、本当に。しかも、ページをめくるたびにじわじわと涙がたまっていく感じで。
なんてことだ、こんなに繊細で自然で、テミンくんの言葉を借りると“素直”な瞬間がそのままに、紙に残すことなんてできるのか。
最近まで黒や赤の光の中で、厳ついジャケットを羽織って、激しく踊っていた人が、この柔らかさも持っていたのか。
目が合うたびにあまりにもナチュラルな顔なので、ひととき舞台から降りたテミンくんの健やかな時間を覗いてしまったような、その姿が見つかってしまったような気持ちに。

ちなみに今これは、次の日の夜に写真集を手元に置かずに考えて入力しているんですが、写真集を見た直後に私が携帯に残したメモがこちらです↓

「テミンくんが生きて、確かに刻んでいた時間がその中にあった。たとえば風や波の自然の摂理に沿った彼らの動きが呼吸だとしたら、テミンがそこにいて輝くことが地球の呼吸だといいたくなるような。まるで輪郭を失うように、全てと溶け合うように。
私はできるだけ清く生きてきたつもりだけど、テミンくんと出会えたこの道がそれを証明してくれた気がした。私はつくづく運がいいと思う。」

やばくないですか？めちゃくちゃに何かを感じ取ってるじゃないですか。こわ。

過去に写真集ってそんなにたくさん買ってないですが、テミンくんの写真は一番作りこんでない写真だったな～と思います。

顔も仕草も、ほんとに素直なままに、逆に何も伝わってこないというか。
テミン君は目元がかなり素敵で印象的だし、強いメッセージを込めたり、コンセプトに沿った力強さを表現しますよね。
そのすさまじい表現力によって抜けた感覚の雰囲気を上手に作り出していますよね。
ベッドに飛び込む瞬間とか、海に入ってるときはめちゃくちゃに楽しいのが伝わってきたけど。
まさにこのかんじが“休暇”を過ごすありのままのテミンなのかな、と思いました。

写真集を閉じたあと、なぜかチャットモンチーのLast Kissという曲を聴きたくなりました。

写真が素敵って、撮影をした尾身沙紀さんのシャッターを切る瞬間や作り出す質感も最高ってことですよね。
SeeKでSHINeeんちの企画を撮影していたのも尾身さんだと聞きました。
テミン×菅原小春さんなど、そのアーティスト自身がまだ表立っていないけど秘めている才能やぴったりの雰囲気が、スペシャリストと出会うことであふれ出して形になる姿が本当に素敵ですよね。

また、コンセプトに合わせて適任を見つけるスタッフさんたちもすごい！
アーティストだけでなくその仕事を遂行する周りの人たちも本当に尊敬します！
どんなコンセプトにも浮くことなく自分のものにしてしまうテミンくんも本当に好きです。

あと、インタビューなんですが、最高でした。中でも「生まれてから一番最初の記憶」という質問がもうヤバすぎてヤバかったです。そんなことを聞いてくれるのかって。あの質問を見たときに特別だった写真集がさらに特別になった気がしました。回答はともかく、すごく好きな質問でした。

写真集っていつか出すかもと思っていたし、出してほしいと思ってたけど、こうして手にしてみるとあららこんなに神聖なものでしたか！と本当に驚きました。

なにか、たくさん活動してくれて、私たちが手にできるものをたくさんリリースしてくれることに慣れてきていていたのか。
失っていた大事なときめきが戻ってきて、初めて手にする瞬間はもっと大事に刻まなくちゃいけないな、と反省しました。

テミンくん、忙しいツアーの最中の休暇の時間も、私たちに見える形にしてくれてありがとう！
次はロンドンとかブルーのモスクとかを舞台に作ってほしいな（いきなり強欲）