手作り人形大手術（閲覧注意）

昨日はフェルトたち（手作り推し人形）の大手術が行われました。
テミンにとっては2回目の大手術、体力・皮膚がもってくれるか心配ではありましたが無事成功いたしました。

オニュヒョンは顔をグニュグニュしなくちゃいけなくて、ああまた輪郭が変わってしまう…と心配していました。しかし、手術がおわるといつものまん丸の顔に戻ってくれて、なんなら少しパンパンになっなくらいで(ダウンタイムかな)可愛いお顔に元どおりでした！
キーくんは首の手術とポイント形成だけだったので、比較的簡単でしたが、一度首と体を引き離す瞬間はどうも心が痛みますね…

ここからは詳しい手術内容をお医者さんに聞きたいと思います。
なお、結構ショッキングな画像が出てくるので、フェルトペンの皆様気を付けてくださいね閲覧注意です。

どうも、執刀医の寿司です。

まずはじめに、テミンさんの手術についてご紹介します。

テミンさんの手術は、背中の傷跡を目立ちにくくする手術、骨組みの除去手術、腕を伸ばす手術、中身を増やす手術でした。

背中の傷は以前、オニュヒョンが生まれる頃にフェルトママの意向で体の中に骨組みを入れる手術をしたときの傷跡です。ベージュの糸がなかったため、ピンク色の目立つ傷跡になってしまいました。今回はベージュの糸で、もう二度と手術をしなくていいように、見た目より強度重視でしっかりと縫い合わせました。

骨組みは体の中でぐにゃぐにゃになり、意味を成してなかったため、丁寧に取り出しました。
一度雨に打たれているためか、少し錆のようなものが出てきており、わたに色が付着していたこと、体が痩せてきていたことから、中身を足す手術も行いました。
腕が伸びきっていなかったため、内側から押し出して伸ばしました。
スケジュールの都合上、テミンさんは一番はじめに背中を開かれたのに、閉じられたのは他2人の手術が終わった後だったので、よく頑張ってくれました。

次に、キーくんです。

キーくんはつけ忘れられたポイントの形成と、不安定な首の補強手術を行いました。

一度頭と体を離し、首元から針を入れて、ピンク色の可愛いポイントを作りました。
頭の方にある、黒い糸や白い糸はキーくんの目と繋がっている視神経にあたるため、切って隠すことができません。この視神経を隠し、丈夫なように頭と体をつなげる手術をしました。
ほとんどを首が隠れる服ですごしているため、今回も見た目より強度重視で手術を行いました。

最後にオニュヒョンです。

オニュヒョンの手術は大変大掛かりでした。頭・体から骨組みの除去手術、裂けていた左脇・股の縫合手術、中身を足す手術を行いました。

頭に一箇所、背中に一箇所、大きめにメスを入れる手術は非常に精神的苦痛を伴いましたが、無事成功いたしました。
オニュヒョンは体だけでなく、体の骨組みと繋がって頭にも骨組みが入っていました。しかしテミンと同様意味を成していなかったため今回の除去手術に至りますが、問題が。
体を開いて、頭の骨組みを顔の上から押して細く折り曲げて、首から引っ張り出そうとしていたところ、何かに引っかかってなかなか出てきませんでした。本当は開けたくなかったけど、頭にメスを入れると、首が頑丈に縫われていたため頭の骨組みが出てこれない状態になっていました。
頭・体の骨組みを除去して、裂けていた部分を縫合、体の中身を足して切った部分を全て縫い合わせて行きました。こちらも見た目より強度重視で、しっかりと縫い合わせました。

術後のみなさん

非常に大きな手術を3回行い、計2時間かかりました…最後にフェルトたちの姿を見たらホッとしました。ちょっとキーくんの首が曲がってるけど…服を着るとわかりにくいので大丈夫です。

おわりです〜